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 tokusyu1_001榛名地域では国道406号に沿って旬のフルーツを販売する直売店が数多く立ち並ぶ。フルーツの産地榛名の人気エリアで、フルーツ街道の呼び名で親しまれている。フルーツ街道を西へと進み、高崎市榛名支所南の室田交差点で榛名山方向の県道安中榛名湖線へ進むと、登り坂路が始まる。この道は榛名山ヒルクライムの競技コースで、年間を通じて、自転車でツーリングを楽しむロードバイカーの姿が多く、スポーツリゾートして榛名山の魅力が広がっている。
「一之鳥居」は2016年春に建て替えられ、榛名神社まで、あと9kmほどだ。鳥居は俗界と聖域の境界であったというから、ここから先は神の領域である。
いよいよ榛名神社というところで、参道入り口に大きな鳥居が現れる、これは正確には2015年に建てられた「榛名歓迎ゲートタワー」で、最大高さは15・9m、最大幅20・3m、重さ28・8トン。榛名神社の参詣者をお出迎えする重厚なシンボルである。
榛名神社周辺の駐車場では、新たに「旧榛名第四小学校跡地」が無料の市営駐車場として整備され、ここには70台ほどが駐車できるようになっている。

 

 

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%e3%81%9d%e3%81%b0 榛名神社参道の社家町には歴史的なたたずまいの宿坊が立ち並ぶ。榛名山麗の地粉を清流で打った門前そばが、ここの名物だ。
宿坊の歴史は古く、榛名神社の修験者が宿泊していたという。江戸時代になり、榛名神社の信仰は関東一円に広がって、参拝者が宿泊するため約100軒の宿坊があったそうで、古くからそばがふるまわれたということだ。現在、宿坊は十数軒となっており、屋号を記した看板が掲げられて、味わい深い風情を醸し出している。

 

 

 

 

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%e9%9a%8f%e7%a5%9e%e9%96%80 榛名神社は6世紀末の創建と伝えられ境内は15万㎡、幽玄の森の中に1400年の歴史が刻まれている。延長5年(927)の「延喜式神名帳」に名が記された由緒ある古社である。
境内に入り、随神門を抜けると風景が一変し、おごそかな気流が渓谷に沿って吹き降りてくるようである。随神門は弘化4年(1847)に再建されたもので、かつては仁王像が置かれていた。
みそぎ橋を渡ると、渓谷に沿った石畳の参道と苔むした玉垣が、山深くへと参詣者を導いている。

 

 

 

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%e7%a7%8b%e3%81%ae%e5%8f%8c%e9%be%8d%e9%96%80 参道を歩いていくと奇岩・巨木の中に建築された荘厳な社や門が次々に現れ、榛名神社は見どころが尽きない。
群馬県内で唯一の三重塔「神宝殿」は貴重な建築として貴重なもので、瓶子(みすず)の滝も見ごたえがある。また戦国武将の武田信玄が箕輪城攻略の際に戦勝祈願をしたという矢立スギも有名だ。
石段の勾配も急になり、いよいよ本殿が近づいてくる。社務所のある場所で一息つくと、石段の上に双龍門が見える。奇岩を背負った重厚な双龍門は圧巻であり、榛名神社を訪れる人の心に深く刻まれる情景の一つである。
双龍門は安政2年(1855)の建立された四脚門で総ケヤキ造。扉には龍の彫刻が施され、天井には上り竜、下り竜が画かれている。龍を描いた墨は水戸藩主徳川斎昭公が宋の哲宋皇帝勅製の墨を下賜したという。

 

 

 

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%e6%9c%ac%e6%ae%bf 榛名神社の本殿の後ろには御姿岩と呼ばれる巨大な奇岩がそびえ、この岩の洞窟に御神体がお祀りしてあるそうだ。主祭神は鎮火・開運の神の産霊神(ほむすびのかみ)、五穀豊穣・商売繁盛の神埴山姫神(はにやまひめのかみ)。
本殿となる本社・幣殿・拝殿は文化3年(1806)に建てられた権現造で、精緻な彫物と濃密な彩色が御姿岩と調和して、荘厳な空間がつくられている。
本殿と向かい合うように神楽殿があるが、神楽とは神様に奉納するために行われるものなので、こうしたかたちになっているそうだ。2月15日の神楽始め、5月5日の端午の節句、5月8日の例大祭に神楽が行われる。例大祭の時は、一年に一度、神様が神社からまちへ出られるとされ、山伏の装束をした烏天狗が案内の役をつとめるそうだ。

%e7%a5%9e%e6%a5%bd%e6%ae%bf神水に浸すと運勢が浮かび上がってくるおみくじも榛名神社の楽しみの一つ。本殿前で購入し、帰りに水琴窟の所で神水に浸して運勢を見てから、廻運灯篭へ納めると、運の回りがよくなるそうだ。